袖・裾の丈を詰める
ロングコートを買ってみたけど、少し重たい感じがする…とか、この頂き物のコートは自分のサイズに合わないな…等のお悩み、ないですか?
そんな時には、裾からの着丈詰めをご検討ください!
こちらは、裾を切って短くしたお直しのイメージです。
丈を詰めるだけで、だいぶ雰囲気が変わりますね。軽快な印象になったでしょうか?
他にも、ビッグシルエットが流行った時代のコートは肩幅や袖丈が今よりもずっとゆったりしていますので、そういった箇所を詰めて着やすくしたりも可能です。
袖口の擦り切れ
袖口の擦り切れも、お直しできるんです。
お気に入りのコート、寒い期間は毎日着るから少しずつ傷んでいくのですが、毎日少しずつなので意外と気づきにくいんですよね。
そしてある日突然、あれ?この擦り切れはちょっとひどくない?って気が付いてしまう。
こうなってしまうとまた着るのはちょっと無理かな…って思ってしまいますよね。でもこれ、結構直せるものなのです!
こちらは袖先が破れてかなり傷んでしまってる例。でも、お直し後はきれいになっています。
このように、擦れて薄くなった状態でも大丈夫です。
傷み具合によりますが、擦り切れた袖先の部分を少しつまんで縫い込み、その縫い目を内側に隠してしまうことで目立たずに直せました。
つまんだ分、少しだけ袖が短くなってしまいますけど、コートって少し袖が長めの事も多いですからあまり違和感なくお直しできるかと思います。
裏地の破れ
裏地も、気が付くとこすれて薄くなったり破れたりしやすい箇所です。
わきの下や袖先、ポケットの内側に当たる部分や裾のあたりが破けやすいポイント。
こちらも、ポケットの中身が当たる箇所や裾回り等、広範囲に擦り切れて破れが見えます。
このように広範囲に渡って裏地の破れがある場合は全部取り替えることもできますし、裾だけの破れなら裏地の下方だけを帯状にぐるっとカットして取り替えることも可能です。
状態によっていろいろなお直し方法がありますので、ぜひスタッフにご相談くださいね。